法螺貝でビバーチェ

ポケモンの構築記事を紹介していきます。

S17使用 番外構築(最高1902 虫統一)『舞蠱共鳴』

f:id:Sea-bell:20191029204728p:plain

はじめましての方ははじめまして、そうじゃない方は毎度ありがとうございます!
シーベルです。
今シーズン元々構築記事を書く予定とかは考えてなかったので、確か前のシーズンの記事の時に「7世代はこれが最後の構築記事になります」とかなんか言った記憶があるのですけど……
忘れてください。
f:id:Sea-bell:20191029204851j:plain
今回も一応、せっかく虫統一で19という目標を達成できたので記念に構築記事を残しておこうと思います。
今回の構築は普段よく使ってるピクシーもいなければ相棒のバンギラスさえいないという自分にとっては初の試みであり、かつ虫統一というコンセプトパーティーですので自分の使用構築としては番外編的な位置付けとなります。(どうでも良い)
というか、そもそもじゃあ何で世代の最後のシーズンにそんな構築を使おうと思ったのかについてですが……
理由は単純、なんか周りから蟲蟲言われてるからとりあえず乗っかっとこう的な軽いノリです。
まあそんなわけで今回も構築の中身をざっくりと紹介していきます。
良ければ最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします!

【構築紹介】


f:id:Sea-bell:20191029200858p:plain

ウルガモス(控えめ)/炎の体/ウイのみ
H196/B132/C36/D4/S140
蝶の舞/目覚めるパワー(氷)/ギガドレイン/炎の舞

本構築のMVP。
調整はメガバシャの特化フレドラを耐えたりミミッキュのゴーストZ+影うちを耐えて木の実が発動する有名なやつ。
ただし、この技構成ではバシャに関してはフレドラを耐えたところで勝てやしない。
技構成に関しては本来ならめざパの枠がバシャに勝てるサイキネだったりするのだが、メガボーマンダランドロスを後述のフェローチェと組んで分厚く見るためにめざパ氷を採用。
また木の実発動の体力微調整や水、地面タイプに刺すためのギガドレイン、舞いながらワンチャン火力アップを狙える上に最低限の火力を出せる炎の舞、ぶっ壊れの積み技である蝶の舞を採用した。
運が良ければたった2ターンでC+2、D+1、S+1の化け物が出来上がる。


f:id:Sea-bell:20191029200911p:plain

ビビヨン(臆病)/複眼/食べ残し
H44/C212/S252
蝶の舞/眠り粉/身代わり/暴風

自分が今まで使ってきた構築は一貫して積み&嵌めの両立であり、このポケモンは今回の構築の嵌めの要素を担うポケモンとして採用した。
ぶっちゃけレートに存在するビビヨンはほぼ型が固定なのもあり相手からしても分かりやすいのかこのポケモンを選出した時が一番勝率悪かった気がする。
しかし、対策の薄い構築に関しては嵌まればそのまま一体で全部嵌め潰せるのでこいつを通せるか否かを選出段階で慎重に吟味する必要があった。
相手は基本的に先制技、ミストフィールドエレキフィールド等でこいつの対策をせざるを得ないので相手の選出を縛り安く構築にいるだけで一定の役割はこなせる。


f:id:Sea-bell:20191029200933p:plain

フェローチェ(やんちゃ)/ビーストブースト/気合いの襷
A252/S252/H4
エレキネット/冷凍ビーム/毒づき/飛び膝蹴り

本構築のMVPウルガモスに次いでの活躍を果たした準MVP。
単純にステロを撒いてからの制圧力が尋常じゃなかった。こいつをよく止めにくるギルガルドは基本物理型でなければウルガモスの餌なので後にも少し書くがフォレトス展開後、フェロガモスの並びで積みリレーをしていくのがこの構築の必勝パターンの1つであった。
襷を盾にストッパーや削り役を担ったりエレキネットでの起点阻止&ガモスやビビヨンと組んで相手のポケモンを逆に起点にしに行く動き等多彩な動きが可能。
ただし、先制技に縛られまくるのとブーストしても毒づきの火力が絶妙に足りないのがなかなかしんどかった。


f:id:Sea-bell:20191029201010p:plain

フォレトス(のんき)/頑丈/レッドカード
H244/B252/C4
ステルスロック/高速スピン(ボルトチェンジ)/電磁砲/大爆発

今回の起点作り兼地雷枠。
やっぱり読まれない起点作りは鬼強かった。
ステロを撒けば仕事終了なのでやることなくなったら綺麗に爆ぜるかもしくは50%のギャンブル技、電磁砲を撃つかの選択となる。
高速スピンの枠はもともとボルトチェンジだったがまったく撃つ機会がなかったのと、構築のメンツを見てもらえば分かる通り死ぬほど相手のステロが痛いので何がなんでも相手のステロは許さないという気持ちを込めて高速スピンを採用してみた。
これが意外と好感触でステロを撒くことを前提としているような相手の構築にはよく機能した。が、威力に関しては襷の線を消すくらいのゴミみたいなものなので期待してはいけない。
この型のフォレトスに関しては基本的に初手運用以外考えていないポケモンであり、持ち物がレッドカードなのは相手の初手とその裏にいるポケモンをこいつ一体で確認し、あわよくばステロを撒いた上で相手の並びをある程度予想しつつ爆発退場か電磁砲でギャンブルするかを選択、その後のゲームプランを優位に考えられる動きが出来ればと考えたから。
正直まったく読まれないのでだいたい初手に出せば何かしら荒らしを入れて退場できる点が偉かった。


f:id:Sea-bell:20191029201024p:plain

オニシズクモ(図太い)/水泡/水Z
H252//C200/D12/S44
ねばねばネット/ミラーコート/冷凍ビーム/波乗り

調整は確かHDがカプ・コケコのフィールド10万確定耐え、Sが無振りカバルドン抜きだったと思う。
性格が図太いなのは一応バシャやルカリオ意識のため。
ステロよりもネットが刺さりそうな時やカバルドン展開、バシャへの牽制等が採用理由だったが正直出したいと思える構築は少なかった。
冷凍ビームはとりあえずなんとなくで入れてみたが撃つ機会がほとんど無く、凍える風の方が良いかもなあとか考えてたら選出率低いまま目標の19乗ったので冷凍ビームの枠は諸説枠。


f:id:Sea-bell:20191029201047p:plain

ハッサム(意地っ張り)/テクニシャン/ハッサムナイト
H236/A252/D20
剣の舞/羽休め/はたき落とす/バレットパンチ

6世代産鉢巻ハッサムの流用個体。
努力値は変更するのが面倒だったのでそのまま使っていた。
ほぼ選出しない、相手の構築に睨みを効かせる枠。
メタグロスやゴーリには有利なのでよほどそいつらの取り巻きがしんどくなければ一応選出する事もあったが10試合やって1つ出すかどうかだった。
絶対耐久に振った方が強い。Hにしか振ってないので想像以上に脆かった。
あと多分単純に自分のプレイスタイルに合ってないのが選出率が低い問題の最大の原因。
このポケモンは素直にサイクル構築に放り込んだ方が活躍できる。


【基本選出】

フォレトス(オニシズクモ)+フェローチェ(ハッサム)+ウルガモス(ビビヨン)

各々のポケモンの通り具合に応じて多少違ってくるが基本的にはフォレトスでステロを撒いて可能な限り荒らした後フェローチェウルガモスでぶち抜く至って単純明快な脳筋ムーブを取る。
ビビヨンで嵌め潰せそうならビビヨンを出す、バシャが重ければオニシズクモを絡めた選出をする等イレギュラーな選出をする事はあったが6割くらいこの並びで対応していた気がする。
一応統一という一種の縛り、コンセプトパーティーではあるが18帯でも50戦以上戦って概ねレートを維持出来ていたので恐らく現環境でも戦えるスペックは十分にあると思う。


【最後に】
この記事が正真正銘、私シーベルの7世代における最後の構築記事となります。
最後はだいぶネタ寄りの構築となりましたがそれでも自分個人としては目標としていた一定の水準に到達することは出来たので概ね満足でした。
ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました!m(__)m
それではまたご縁があれば8世代でもお会いしましょう!
7世代レート、一足先に失礼致します。お疲れ様でした!!

*追伸
虫は食べ物ではない、少なくとも俺の中では食べ物ではない!!
断じて食べたりしない!!!!