法螺貝でビバーチェ

ポケモンの構築記事を紹介していきます。

S16使用構築「鋼鉄水雷天地炎妖砂岩~山紫水明~」最高/最終2012

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はじめましての方ははじめまして、そうでない方は毎度お世話になっております。
依田芳乃担当のプロデューサートレーナー、シーベルと申します。
今回は3シーズン前とほとんどまったく構築が変わってないのであんまり書くこともないですが一応2シーズン連続21達成、3シーズン連続20達成と結果はそこそこ残した構築なので軽く紹介していきます。
証拠↓
S16
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S15
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S14
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ちなみに詳しく……はないかもですが一応原典はこちら→http://sea-bell.hatenablog.com/entry/2019/04/02/220029?_ga=2.81435732.2119968119.1567556313-792607851.1508611314
さて、それでは軽くですが各個体について触れていきたいと思います。



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陽気
A252/S252/B4

普通の脳筋ぶっぱ陽気グロス
3シーズン前の構築から変化があった点はここだけ。
以前は岩雪崩やS15では通してアームハンマーを採用していましたがリザYに岩雪崩を頻繁に外したり、アームハンマーに至ってはSダウンがネックで撃てない状況が頻発するといった問題があり、長らく左上で相手構築に睨みを効かせる置物要員になっておりました。
この枠、S16で滅びゲンガーやらシュカコケコ、珠ゲコ、ボディパ岩Z道連れガルドといろいろ試しましたが如何せんぱっとせず結局巡りめぐってメタグロスに帰って来ました。
こいつの選出率を上げるにはどうしたら良いか、悩んだ末ひとつのことに気付きました。
うちの構築ステロ展開からのギャラアゴが死ぬほど重く勝率がすこぶる悪く悩んでいました。そんな時偶然何回かグロスと対面したギャラアゴのギャラのほとんどがうちのグロスアームハンマーを持ってるのを警戒してかメガしてこないで舞ってくる奴がほとんどであることに気付きました。
あれ?これ雷パンチでイージーでは?
そんな経緯があり今期は雷パンチを採用で舐めたギャラにテロを敢行、数多のギャラを葬ることに成功しました。
同時にギャラアゴ以外のギャラ入りにも比較的選出できるようになり多少選出率も向上したので変更は正解だったと思います。

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控えめ
H108/C148/S252

当構築の準MVP。
調整意図とか聞かないでね?お前本当に21達成者か?ってほど特に何も考えてないおおざっぱな、これくらい降っといたらいろいろ耐えるだろうみたいな振り方なので弄りたい人はお好みでどうぞ!
基本的には先発に出してエレキネットから入って次手で水Zが強いんですけどS16に関して、初手対面のゲンガーとなんか物理っぽいゲコに対しては惜しみ無く水Zを切りました。そうするとゲンガーは攻撃してくる奴はだいたい飛びます。
ゲコはダスト持ってる物理寄りの奴は特に早急に盤面から退場願いたいのでここでチェックを入れます。
準速なのでSを妥協したレヒレを瞑想前に殴れたり遅いミミに上から鬼火入れられるのも偉いポイントです。


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陽気
A252/S252/H4

対受けループ、受けサイクル決戦兵器。
何がなんでも相手のサイクルパーツを1つ以上壊す。
出来なければ負ける。
役割が分かり安い分特に使い安かったです。
後出しエアームドとかカグヤは剣舞飛行Zと爆発絡めて道連れに破壊します。
たまに空も飛びます。


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控えめ
H196/B132/C36/D4/S140

当構築文句無しのMVP。
蝶の舞+炎の舞でご機嫌によっては2ターン目で高火力攻撃しながら3ターン目にC+2、D+1、S+1の怪物が出来上がる。
グロスに対しては何度も火炎瓶扱いしたがちゃんと焼いてくれることが多い超偉い子。
サイキネは相手のドヒド、アゴ、ゲンガー等ピクシーが相手するのが困難な毒タイプに良く刺さるので重宝した。ギガドレもレヒレやカバなど他の面倒な相手に刺さり、かつ木の実発動のための体力調整などにも使えるため非常に強力でした。


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図太い
H244/B252/S12

ご存知いつもの縮んで嵌めるやつ。
急所は隠せ。
以上。


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陽気
A252/S252/B4

特に語ることはもうない、最高の相棒です。
7世代レートで使用した構築で皆勤賞達成。
エッジは奥の手。


こんな感じでかなりざっくり雑にですが紹介させて頂きました。
この構築使って上の方で戦ってる人見たことないしいないとは思いますけど何かしら聞きたいこととかあれば可能な限り答えますんでリプ、DM等何なりとお申し付けください。

~後語り~
さて、S16も無事苦しみながらですが20に乗って最終日明け方に21までとは行かなくとも20から最低19入り口に落ち込むくらいまでは潜るかと意気込んで少し休憩と1時間くらいの予定で仮眠を取り始めたのが確か午前4時くらいだったと思います。
起きたら9時11分でした。
まあS16で20達成することに全力を注いだ感が自分の中であったのでやりきった感覚の方が大きいのが救いですがちょっともったいないことしたかなーとも思います。
ただ、ここまで全力でやってきたので後悔はないです。
そして、私シーベルのレートガチ対戦はS16を以て閉幕と致します。
S17に関してはユキメノコとかノコッチとか、あと岩統一とかなんか虫統一のリクエストもあったのでその辺りで遊びながら8世代を迎えられたらなと思います。
7世代自分のポケモン関連の交流はありがたいことに周りの人たちのおかげで大きく広がりました。8世代はまだ自分の中で決めかねていることがあるためなんとも言えないですがもし8世代でもシーベルが生きていたらまた仲良くして頂けると嬉しいです。
末筆に宣伝という形になるのも恐縮ですが大空杯もよろしくお願いします。
出てね!
それではこの辺りで筆を置かせて頂こうと思います。
ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました!
またね!!

法螺貝杯開催のお知らせ

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[主催・開催日時]

主催:シーベル

日時:7月14日(日)20:00~24:59



[ルール]

仲間大会形式

シングルレートシーズン15のレギュレーション準拠

持ち時間制(10分)

対戦回数:最大15試合

複数ロム参加可



[参加方法]
こちらのリンクからご参加よろしくお願いします。

https://t.co/lQ9ugOaYIQ



[大会景品]

カプ・レヒレ (性格・めざパ指定可)

カプ・ブルル(性格・めざパ指定可)

色カプ・コケコ(臆病)*めざパ未厳選

カプ・テテフ(控えめ)*めざパ未厳選


1位:上記から2体選択

2位:上記のうち1位が選ばなかった残り2体から選択

3位:1位・2位の選択しなかった残り1体


[諸注意]

配信については自由です。

対戦相手に対する誹謗中傷、改造個体の使用、トス行為などの違反行為は絶対におやめください。

大会に関するツイートをする際は「#法螺貝杯」のタグをつけて頂けると嬉しいです。(任意なのでタグをつけなくてもまったく問題ありません。)



~主催から一言~

とりあえず開催出来ることが決定しないことにはどうにもならないのでまずは20人。
拡散及び宣伝に協力して頂けるととても助かります、よろしくお願いしますm(__)m

[究極式バンギピクシー~砂の王と桜色の悪魔~]S14最高2122最終2036

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↑れるさんが書いてくれました!本当にありがとうございます!(*´∀`)

はじめての方は見に来てくれてありがとうございます!はじめまして!
そうじゃない方はどうも毎度ありがとうございます!
依田芳乃のプロデューサーをやっておりますしがないポケモントレーナー、シーベルと申します。
さて、まずは皆様S14レート対戦お疲れ様でした!
今回私シーベルはおかげ様でかねてより目標としていた2100というラインをS14にて達成する事が出来ました。なので今回もまた記念に構築記事の方を残しておきたいと思います。願わくば最後までお付き合い頂けると嬉しいです!
それではさっそく、まずは簡単に構築経緯、続いて構築のメンバー紹介をやっていきたいと思います。よろしくお願いします!



構築経緯
まずいつものように最初にベースとなる2体のポケモンバンギラスとピクシーの2体を確定した。
次に昨シーズン、急造で組んだにもかかわらずなかなかの使用感と結果を残した並びを参考にピクシーとバンギラスで相手するのはしんどい鋼勢を軒並み見られるウルガモスを確定とし、この3体で相手するのは難しいゲッコウガカバルドンなどの初手に良く来る連中に強めでかつS操作技と状態異常技の両方を使える水ロトムを採用。
ここまででは受けルや受け主体の構築を崩す手段が乏しいためそれらの構築を崩しつつ汎用性も失わないアタッカーとしてランドロスを採用。
最後にあまりにパーティ全体の初速が遅く、また鋼枠が空いていたため構築全体の補完が取れ、かつ最低限の受け性能と速さ、広い技範囲による対面性能を有するメタグロスを採用して構築が完成した。




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陽気
A252/S252/B4

普通の陽気グロス
技に岩雪崩があるがあの枠は度々変更しており雷パンチだったり思念の頭突きだったりアームハンマーだったりした。
岩雪崩の期間が一番長かったので一応画像には雪崩を入れている。
雪崩ならガモスやリザY、雷パンチならカグヤやギャラ、思念なら不特定多数の等倍相手、アムハンならナットドランやカミツルギなどに多少有利になれ、対応範囲がアホみたい変わるのでこの枠はその時々でパーティと相談しながら変えていた。
他の技はミラーやドラン意識の地震、ランドやマンダへの安定打点の冷凍パンチと、特に外す理由がない技アイアンヘッドという構成に落ちついた。


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控えめ
H108/C148/S252

調整意図
なんか色々一発耐えてネット撃ったり水Zぶっぱなしたりしたいなあ。
いや、ふざけてないですよ?これほんとなんですよ?
正直調整とか良く分からないので一番最初になんとなく思いつきで育成して強かった水ロトムを流用。
相手のメタグロスカバルドンゲッコウガと対面させて水Zやエレキネットで相手のパーティを引っ掻き回すのがお仕事。
なんならこいつ一体で崩壊するパーティも少なくなかった。
準速なので遅いグロスミミッキュに上から鬼火撃てたり上から殴りに来た135族までの連中にネットで一泡吹かせたりとなかなかに器用なことができた。
一応放電で麻痺も狙える。
当パーティ準MVP。


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陽気
A252/S252/H4

受けループもしくは受けポケ破壊枠。
舞えそうなら舞って飛行Z、対面で飛ばせたら後続に爆発を撃って2体持っていくのが理想の動き。
受け以外にも耐久に振ってある眼鏡っぽいテテフやドヤ顔で居座ってくるブルルなんかに飛行Z撃つの楽し過ぎた。
うちによく初手で来るカミツルギなんかも相手してもらったりした。
テッカグヤバック読みで舞って、案の定出てきたカグヤに飛行Z+爆発をぶつけて処理する脳禁プレイなんかもできてなかなかに爽快だった。
とにかくこいつの仕事は一体無理やりにでも始末する事だったが予想以上によく動いてくれた。


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控えめ
H196/B132/C36/D4/S140

調整は意地メガバシャのフレドラ耐え、意地ミミッキュのゴーストZ+影うち耐えの有名なやつを採用した。
意味わかんないくらい強かった。
ピクシーを通す上で邪魔な、ほぼすべての相手に刺さる上そいつらを起点に出来る。
またグロスの冷凍パンチやカミツルギのリフブレ辺りに投げて焼きにいったりもしてたが本当によく焼いてくれた。物理鋼も焼ければだいたいピクシーで起点に出来るので相性抜群だった。
今期間違いなくぶっちぎりのMVP。
木の実なのでステロ撒かれてもHP管理がうまく出来れば苦にならないほどのスペックがあり、今まで使ってきた積みエースの中でも最高クラスに使い安かった。
蝶の舞と炎の舞はどう考えてもチート技。


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図太い
H244/B252/S12

ご存知いつもの縮んで嵌めるやつ。
パーティの軸その1。
積み系や高火力物理を起点に要塞化を狙う。
対面からアッキの実込みでだいたい特化バシャのフレドラや特化リザXのフレドラ、特化マンダの捨て身がぎりぎり受かるので隙を見て積んで嵌めるのが仕事。
注意点としては上記の物理アタッカー含め、対面からHPを6割以上削ってくる相手にはアッキの実を発動させるために月の光から入らないといけない。
ウルガモスとの相性が抜群に良く、ピクシーが誘う鋼連中やアーゴヨン、ゲンガーなんかにウルガモスが強いので積みリレーのような感覚でこの並びを動かすと非常に動かし安かった。
うちのパーティにおける役割的には積みエースだが相手のミミッキュランドロス、バシャ、リザX、ボーマンダガブリアス等の積みエースになりうるポケモンのストッパーの役割も担っている。


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陽気
A252/S252/B4

特に語ることはもうない。最高の相棒。
テンプレの古き良きAS最速竜舞メガバンギラス
パーティーの軸その2。
主に受け系統の構築をランドロスと組んで破壊したり刺さりの良い構築に投げて隙を見て積んで全抜きを狙う。
技構成上ウルガモスがマンダを突破するのが非常に難しいため、今期はマンダ絡みの並びに対して選出することも多かった。
たまにやらかすがそれでも今まで使ってきたバンギの中では歴代で最高クラスにエッジを外さない天才。


と、以上が構築の中身となります。


簡単にですが選出についても触れておきます。
基本選出は特にないですが、多かった並びとしては
先発水ロトムor先発ランドロス+ウルガモス+ピクシーorバンギラスorメタグロスの並びです。
アンカーにはピクシーを置くことが多かったです。
ただ今回は受けループや受け寄りの構築に限ってはほとんど
先発ランドロス+ウルガモス+バンギラスの並びで対応していました。
メタグロスバンギラスのメガ枠は刺さり具合よりも受けられると面倒な相手(カバルドンナットレイカバルドンテッカグヤカバルドン)がいると出し渋る試合が多く、選出率は他に比べて低かったです。


以上がS14で使用した構築の概要となります。


S14はインフレも相まって7世代最高レートを2081から2122まで伸ばせました。それも今までずっと使ってきたバンギとピクシーを入れての構築での達成となり、個人的にはとても満足いくシーズンとなりました。
しかし同時にボスラ圏にあと少しで届くところまで行けただけに満足だけでなく少し悔しさも残りました。
シーズン15は今期2100を達成したら少しオリジナリティを踏まえて遊ぶつもりだったので序~中盤は訳のわからないパーティで潜るかもしれません。
ですがボスラがS15の成績も適用出来るのであれば来期も終盤は少し夢を追ってみようと思います。

ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました!
来シーズンも皆様とお会いできることを楽しみにしながら今回は筆を置かせて頂きたいと思います。
それではまたS15でお会いしましょう!
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シーズン13使用構築[一晩でレート500アップ!一夜漬けレート爆上げバンギピクシー](構築紹介+雑感)最高&最終2011

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明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
こんにちは!
はじめましての方ははじめまして!
そうじゃない方は毎度ありがとうございます!
依田芳乃のプロデューサーとポケモントレーナーを兼業しております、シーベルです!
まずは今シーズンも皆様レート対戦お疲れ様でした!
私シーベルはシーズン当初から、以前2080かそこらまで行ったウツロバシャカグヤをベースとした改良(?)型の構築で意気揚々とレート対戦をしておりましたがなんと、シーズン終盤まで20乗れないどころか悲劇重なって1950あったレートを1560くらいまで溶かしてレート終了前日に一度心へし折れました。
もう割と引退考えたりするくらいマジでへこみました。
この状況なら諦めるのが普通なんでしょうけど自分大概バカなので諦め切れず、仕事しながら構築練り、仕事終わり可及的速やかに帰宅して、気分リセットするために1560あたりまで溶けたレートをリセットし、日中考えに考えた構築でレートの海にこぎだしたのがシーズン終了12時間前でした。
それから約8時間後↓
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結果から言うと約8時間を費やし今期最高&最終であるレート2011に乗れました!
なので、書く予定一切なく構築もかなりざっくりとした紹介になると思いますが記念に記事を残しておきたいと思います。
それでは!さっそくさくっとざっくり構築紹介に移りたいと思います!
拙い内容だとは思いますが最後までお付き合い頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!



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メタグロス@メタグロスナイト
A252:B4:S252/陽気/クリアボディ→堅い爪
地震/冷凍パンチ/思念の頭突き/アイアンヘッド



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ウルガモス@マゴのみ
H196:B132:C36:D4:S140/控えめ/炎の体
蝶の舞い/ギガドレイン/サイコキネシス/炎の舞い



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カプ・レヒレ@水Z
H92:B4:C244:D4:S164/控えめ/ミストメイカ
リフレクター/瞑想/ムーンフォース/ハイドロポンプ



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ポリゴン2@進化のきせき
H244:A4:B4:C4:D252/生意気/ダウンロード
自己再生/放電/冷凍ビーム/恩返し



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ピクシー@アッキのみ
H244:B252:S12/図太い/天然
小さくなる/瞑想/月の光/ムーンフォース



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バンギラス@バンギラスナイト
A252:S252:B4/陽気/すなおこし
竜の舞い/地震/噛み砕く/ストーンエッジ



以上6体が一夜漬けで500レートを叩き上げたメンツとなります。

次にこの構築に至った経緯を本当に簡単に説明します。
まず、恐らく他に使い手が存在しないであろうバンギピクシーの並びを軸とした構築を長らく愛用して
いたことから今回もバンギピクシーを軸に考えていこうと思い至ったのが当構築作成の原点です。
ただし、レート終了間近ということもあり1から構築を練る時間など到底なかったので3つの条件を最初に定めた上で構築を組み上げにかかりました。
まず最初に考えた条件ですが、「最低限、三竦みと言われているリザグロスマンダ、またその取り巻きとも殴り合えるスペックがある」というものです。
この条件を設定した理由はどの層のレート帯関わらず時間をかけずにシンプルにレートを上げて行くためには必要な条件だと判断したためです。
2つ目は「バンギピクシー軸構築のプロトタイプを参考にする事」です。(バンギピクシー軸構築に関しては当ブログの過去の記事を参考にお願いします)
自分で言うのもなんですけどバンギピクシーは基本的に特筆すべきシナジーなどがあるわけではなくぶっちゃけ半分くらい趣味の並びなのでオールマイティーに構築を組めるわけではなく、時間もなかったためもともとある程度の結果を残したものをオマージュする方が結果に繋がると判断したためです。
そして最後3つ目は「育成済み個体の中から上記2つの条件に合致するポケモンで構築組み上げる」です。この条件は単純に育成の時間など皆無なのでこうする他なかったためです。
以上3つの条件から、既存のバンギピクシーを軸に組んだ構築のメガヤドランの枠にカプ・レヒレハッサムの枠にメガメタグロスアーゴヨンの枠にウルガモスグライオンの枠にポリゴン2を無理やり差し込んで構築が完成しました。


正直こんな意味の分からない構築の組み方したのは初めてでしたが以外とかっちりはまり、運の上振れも重なって無事目標の2000には到達出来ました。
が、相当急造で組んだパーティのため一戦一戦立ち回り等手探り感が強く、2時間ほど1700帯で停滞するなどの出来事もあり、パーティの中身を語れるほどまだ整理できてないので今回は立ち回り等には触れず型の紹介のみという形で終わります。すみません!
構築自体、潜ってみて多くの問題点もありましたので来期はきちんと煮詰めて今度はちゃんと余裕持って20達成出来るように善処します!
こんな構築記事と呼べるか怪しいものに対してもここまで目を通してくれた菩薩のような方々に心からの感謝を述べさせて頂き今回は筆を置きたいと思います。本当にありがとうございました!
次のシーズンもどうぞよろしくお願いします!

シーズン12使用構築~嗤う氷姫と呪いの棺~最高2022/最終爆死(18××)

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まずはS12お疲れ様でした!
はじめましての方ははじめまして!リピーターの方は毎度本当にありがとうございます!
しがないよしのんPのポケモントレーナー、シーベルです!
私シーベルは今シーズン、ユキメノコと20達成目指して頑張っておりました。そして目標の20を達成する事ができたので、今回も使用構築を紹介していこうと思います。最後までお付き合い頂けると嬉しいです!
それでは早速使用構築の紹介に入っていきたいと思います。よろしくお願いします。

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バシャーモ@バシャーモナイト
加速/意地っ張り/努力値A252:S252:D4
守る/バトン/フレドラ/飛び膝

S10、S11に引き続き続投のバトン搭載メガバシャーモ。後述するデスカーンユキメノコの場作り、場荒らしから超馬鹿力のフレドラ、膝蹴りで圧力をかけたりバトン展開したあと再度降臨し特性加速を駆使して終盤の掃除をするのがお仕事。
展開役兼抜きエースの役割を担う。

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テッカグヤ@残飯
ビーストブースト/臆病/H164:S244:残りB
守る/宿り木/身代わり/エアスラ

こちらもバシャーモ同様S10、S11に引き続き続投の速い宿り木カグヤ。
主にバシャーモからのバトン先になるのだが素でも凖速70族を抜いているのでやどまもで嵌められる範囲がかなり広い。
そのためバシャの通りの悪い相手にバンギと組んで選出することもかなり多かった。
バシャからバトンを受け取った場合、1加速で115族までは抜け、ゲッコウガやメガゲン、コケコ等を上から縛るためには2加速をバトンする必要がある。
バトン展開から相手に宿り木を入れ守る身代わり等で定数ダメを稼ぎながら封殺するのがお仕事。
たまに無理やりエアスラで怯ませてズルもする。

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ユキメノコ@気合いの襷
呪われボディ/臆病/C252:S252:D4
挑発/まきびし/電磁波/凍える風

構築のメインヒロインにして地雷枠その1。
主にカバやランドのあくびステロ展開の阻害、その他補助技による展開の阻止、凍える風等での場荒らし、まきびし、電磁波による裏のサポートをするのがお仕事。調整は苦手なのでとりあえずのぶっぱ。
正直メインヒロインではあるのだが役割自体はかなり地味目。相手を倒したり華やかに大技をぶっぱなしたりすることはない。
ただし今期のデスカーンに次ぐ縁の下の力持ちであり、パーティの華やかさや不気味さを一気に引き上げるビジュアル面での役割も担った。

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デスカーン@ゴーストZ
ミイラ/呑気最遅/H252:D252:B4
トリックルーム/毒びし/呪い/シャドボ

今期構築の地雷枠その2兼ぶっちぎりのMVP。
Sを最遅にする事でトリル下でほぼ先制で動ける化け棺と化す。挑発に対してはZ呪いでの最低限度の切り返しが可能であり、またそこそこ硬く、呑気でBに補正をかけてHDぶっぱにすれば物理特殊問わずだいたいの攻撃を1発ないし2発以上耐えるようになる。
特殊耐久はだいたい臆病特化コケコのフィールド10万をちょうど2耐えするくらいあり、物理耐久はシザリガークラスの抜群超火力でなければだいたい耐える。
また特性のミイラも優秀でグロス、リザX、バシャーモ、メガクチ等特性に火力や性能を大きく依存している接触技持ちを技を受けるだけでミイラに変え弱体化させることができる。
微妙に火力も無くはないので中~低耐久に対してはトリル下で技を2耐えしてシャドボ→ゴーストZで一体落として裏から出てきたポケモンに呪いを入れて退場or毒びしを撒いて退場などトリルターン中は様々な動きが可能。Z呪いでの体力管理も出来るのでトリルターンの調整もしやすい。
またこいつの毒びしはまず読まれないため毒びしのスリップダメが相手のプランを瓦解させることも少なくなかった。
シナジーとしては後続に控えていることが多いバシャカグヤが守る持ちなため、呪いのダメ稼ぎ、また最低でもデスカーンで4ターンを消費するように気を付けて動けば後続は普段通りの動きが出来る他コケコやバシャ、ゲッコを前にトリルを1ターンでも残して退場出来ればバシャが守るを挟むことなく殴りに行けたり舞わなければ中途半端なSのバンギも舞うことなく上から殴れたりと地味に便利だった。

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ピクシー(変更前)@アッキのみ
天然/図太い/H244:B252:S12
ステロ/電磁波/月の光/ムンフォ

今期最後にこの枠はアーゴヨンに変更したがシーズンの8割をこのポケモンで戦い抜いたため一応書いておこうと思う。
毎シーズンバンギと共に相棒枠として縮むピクシーを使っていたが今期はステロを撒きたいと思い、バシャに強めのステロ撒きとして採用していた。
主にリザ、バシャのいるパーティに先発で繰り出して電磁波、ステロで荒らし、場作りしながら出てきた物理アタッカーもついでに止めるのがお仕事……だったのだがあまりにも相手の先発に挑発瞑想コケコやら挑発ゲッコウガ、ゴミ箱ゲッコウガ、激流水Zゲッコウガ、挑発瞑想テテフ、ヘドウェレボルト、挑発電気Zレボルト等が出てきてピクシーにケンカを吹っ掛けて来るため動きにくいことこの上なかった。
そのためシーズン終盤この枠をこいつらに多少有利を取れる珠アーゴヨンに変更をした。

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アーゴヨン(変更後)@珠
ビーストブースト/臆病/H20:C228:D4:S252
悪巧み/大文字/ヘドロ爆弾/流星群

前述した通りピクシーの通りが非常に悪かったために採用した。調整はドラゴンZの時のものをそのまま採用しているのでこれだが珠で使うなら正直CSぶっぱの方が良い。
役割はコケコ、レヒレ、テテフ、レボルト等への選出段階での圧力とその抹殺。
ピクシーからこの枠に変えてトントン拍子で20に乗ったので変更自体は間違ってなかったと思うがこの枠は考案不足なため納得がいってない。
一応この構築において初成功した20チャレで2縦かましたので間違いなくマッチはしているのだがいかんせん選出しにくくこの枠は考案の余地が大いにありだと感じた。

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バンギラス@バンギラスナイト
すなおこし/陽気/A252:S252:B4
龍舞/地震/噛み砕く/エッジ

いつもの相棒枠。正直基本的にこの枠は相棒枠としてずっと変わらないためにあまり書くことがない。
今期の役割としてはバシャでは突破不可能な受けルをメノコやデスカーンの展開を経て粉砕したり、コケコやサンダーといったカグヤでは見ることが難しい相手を見る裏のエースとして活躍した。今期も割と勝負所ではエッジを外さなかったため拾えた試合はかなり多かった。


と、ここまでが個体紹介となります。
さて、続いては今期のパーティを組むに当たった経緯を少し書いておこうと思います。
まず今期は好きなポケモンであるユキメノコと20に行きたいと思いユキメノコをパーティに入れることを始めに決め、相棒枠のバンギとピクシー、使用感の良かったバシャ、カグヤをパーティメンバーとして確定し、残り一枠を模索するところから始まりました。
そして前シーズンを振り返ってみるとS10、S11と2シーズンを通してウツロバシャカグヤを使っていたが使っていくうちにウツロの過労死具合&読まれ具合がヤバいことに気付きました。
なのでまず今期の構築で意識したことはウツロの担っていた毒びし、ステロ撒きと電磁波撒きの役割分散です。
個体紹介で見てもらえれば分かるように、デスカーンが毒びし撒きを、ピクシーがステロ電磁波撒きを担当し、ここにもう1つ設置技枠としてまきびしと電磁波を撒く役割をユキメノコに託しました。
なので当パーティの源流は基本的にはウツロバシャカグヤのそれであり、動き方、立ち回り等も似たものとなります。
採用理由としては3体とも読まれにくい点に重点を置き、かつ最低限の汎用性を保持出来るように技構成を意識しました。
また、設置技をばら蒔くに当たって相棒枠のピクシーがステロ電磁波を覚え、それまできつかったバシャ入りにも出せるステロ撒きとして可能性を感じたためこの型で採用。
また起点作りに必要な、最低限1回の行動保証が生まれる程度の耐久を持つポケモンとしてピックアップした中で条件にマッチしたデスカーンを毒びし撒きとして採用、今期始めからパーティに入る予定であったユキメノコがまきびしを覚えると知り、襷による行動保証の確保が出来るという点と電磁波を扱えるという点に着目してこの型での採用を決めました。
ここまでが現パーティの形に至るまでのざっくりとした経緯です。

さて、ここからは今期注意した立ち回りについて少し書いておこうと思います。
今期の立ち回りでまず意識したのは相手の想定の外からの崩しです。これは主に先ほど経緯のところでも書いた設置技によるスリップダメや不意のトリックルームによる相手への撹乱等があげられます。またとりわけ初手に出すことの多いユキメノコデスカーン、ピクシーの3体についてはそれぞれの役割がどの程度相手のパーティに刺さり最低でも何をしないといけないかを明確に決めることを選出段階で心がけていました。
次に、例えばカバマンダガルドやラティクチ、雨や砂パ等ある程度動き方を想定できるメンツに対しては選出段階で最低でも2つの通したい勝ち筋を想定して試合に望むようにしていました。そして仮にその2つの勝ち筋が消えたとしても対処出来るよう対戦しながら3つ目、4つ目と勝ち筋を考えながら立ち回りをしていました。
自分はダメ計もしないような割とがさつな人間なので今まで感覚に任せた(一応経験則に基づいた)プレイングや直感で動くことも多かったため事前にいくつか勝ち筋を考え選択肢を増やしておくことで対応できた試合も今期は多かったと思います。
さっきも言いましたが割とがさつな人間なので、この並びにはこう動くみたいなテンプレの動かし方は自分には合っていないためやらないようにしています。


~最後に~
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!とりあえず今期は目標にしていた20をユキメノコと達成することが出来、概ね満足いく結果となりました。
来期ですが今期より少し高く、目標を2100に設定してまた対戦していきたいと思います。
最後になりましたが、ユキメノコに進化させるためのめざめいしをくれたとんぬら、Duskくん、ウツロバシャカグヤに次いで、ユキメノコの型のアイデアまで提供し、パーティ相談にまで乗って頂いたサザンカ(組長)さん、最遅デスマスという神個体を代理厳選してくれたしゅりまっはくん、そして今期対戦して頂いた皆様、ここまでの拙い文章を読んで頂いた全ての方々に感謝の言葉を述べさせて頂いて今期は筆を置くことにしたいと思います。
本当にありがとうございました!
それではまた来期もよろしくお願いします!

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USUMシーズン11使用構築「洗濯式ウツロバシャカグヤバンギピクシー」最高2081、最終19×× 構築記事+余談

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はじめましての方ははじめまして!そうでない方は毎度ありがとうございます!
シーベルです!(^^ゞ
まずは皆さんシーズン11お疲れ様でした!今シーズン私シーベルは晴れて7世代最高レートを2075から2081に更新することができました!ありがとうございます!ただ見えていた21には乗ることが出来ず非常に悔しい思いをしたシーズンでもありました。ですが得たもの見えたものも多かったので実りあるシーズンだったのは間違いないです。
来期からは今期見えた可能性を確かめるために構築の中身をガラりと変えるため今シーズン使っていた構築の記事を記念に残したいと思います。拙い文章ではありますが最後までお付き合い頂けると嬉しいです!
それでは早速紹介していきたいと思います。

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Wロトム@水Z
浮遊/控えめ/H108 C148 S252
鬼火/エレキネット/放電/ハイドロポンプ

本構築のMVPにしてプチ地雷枠。後述するウツロバシャカグヤバンギピクシーで死ぬほど重い初手カバ、ゲッコ、グロスに強い神ポケ。(草Zゲッコ?そんな古代兵器知らないです)
振り方は、今回対面指向が強いため遅いミミッキュに鬼火を入れる場合やネット後の抜ける範囲を広くするために準速、ネット後は最速135族辺りまでは抜くことができます。他は最低限の耐久と火力を確保するために上記のような振り方になっていますがこの振り方は何を意識したかというよりも広く浅くで見た時に最低でも1発は耐えて行動することに重点を置いています。なのでベストな振り方というのはぶっちゃけ分かりません!
この振り方も全然自信はないですが現状これが一番使い安かったです。
運用方法としては、初手に投げて腐るほど初手にくるカバに水Z、グロスにはネットから入って水Z、ゲッコにはネットから入ってネット連打です。
鬼火は偶発対面してしまったミミッキュやその他物理アタッカーに撃ちます。放電は余裕が出来たり有利対面で交換読みで当てて麻痺をひくと幸せになれる技です。ハイドロポンプはZ化に必須なので。素ではまず当たりません。
ロトムはボルチェンを駆使したサイクル戦のイメージが強いため舐めたカバやゲッコ、グロスはまず削りにきたり補助技を選択されることが多いので対面での勝率は20帯をもってしても8割を越えていたと思います。
余談ですが私は思念で怯ませてくるグロスが世界で一番嫌いです(笑)

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ウツロイド@襷
ビーストブースト/臆病/CSぶっぱ
ステロ/毒びし/電磁波/Pジェム

昨シーズンに引き続きウツロバシャカグヤの一角として採用。バシャカグヤのサポートに徹することが大きな役割の1つだが相手によってはブーストから抜きエースにもなれます。選出段階でステロ、毒びしの優先度を決め、電磁波まで撒ければお仕事完遂だが今シーズンはこれでもかってくらい電磁波外したり怯んだりでの出落ちが多かった。ただ、刺さる相手にはバンギと併せてぶっ刺さっていることも多かったです。

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バシャーモ@バシャーモナイト
加速/意地っ張り/ASぶっぱ
守る/バトン/フレドラ/膝

ウツロバシャカグヤにおける抜きエース兼展開役。当パーティではウツロイドが起点作ったあとに死に出しから攻撃orバトン展開する形の他にミトムバシャカグヤの並びで初手のミトムで対面を荒らしてバシャカグヤにつなぐ形も多かったです。守るからの加速があるため非常に相手の行動を縛り安い反面守る読みの身代わりや不意のトリル展開、壁展開に四苦八苦しました。
火力については超・馬鹿力の一言、受けにきた相手に急所が入るとマンダやレヒレですら崩れるのを何回か見ました。さすがフレドラの反動、膝割り等で耐久を捨てているだけのことはありますね。
バトンについてはほとんどの場合、上がったSをカグヤに回せる時に回すという使い方ですが極稀にミトムやピクシーにパスする場合もあり、応用範囲はかなり広かったです。

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テッカグヤ@残飯
ビーストブースト/臆病/H164 S244 残りB
守る/宿り木/身代わり/エアスラ

ウツロバシャカグヤにおけるウツロの起点作成、バシャからのバトンと繋いでやどみがでの詰めの役割担います。バシャによくあと投げされるマンダ、レヒレ、ランド辺りを起点に嵌めにいきます。身代わりを残してのまもみがループに持ち込めれば宿り木を外さない限りはまず負けません。
また、Sを準速ガッサ意識で準速70族抜きまで降っているのでバトンを繋げなくてもわりと素で嵌めにいける範囲が多いです。構築の性質上、上からの行動が多いためエアスラの怯みでワンチャン狙いに行けるのも強みの1つです。ただしエアスラは思いの外よく外れます。。外れます。

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ピクシー@アッキの実
天然/図太い/HBぶっぱ
小さくなる/瞑想/月の光/ムンフォ

当パーティの害悪マスコット、バンギピクシーの縮む方担当、古き良きテンプレのピクシーです。
上記の並びで死ぬほどつらい相手のメガバシャを加速後でも唯一止められるポケモンです。ただしメガバシャクラスの攻撃は急所の危険もあり、かなり動きが縛られます。メガバシャの他にもメガマンダ、アイへのないメガクチート、呪わないミミッキュ等物理アタッカーであればあれこれ駆使して以外と止められます。ですが上記のメンバーですら縮むタイミングを間違えると瞬殺されることも多いのでピクシーを使う時はピクシーに対する技のダメ感が非常に重要になります。
今期は相手のパーティにピクシーを確1、確2圏内に入れてくる特殊アタッカーが多かったため非常に動きにくいシーズンでした。また、相手パーティに鋼、毒タイプが複数体いることも珍しくなくウツロイドの毒びしも併せて非常に出しにくく選出段階で腐ることも多々ありました。
また、不意の毒持ちやゴーリ対策のついでにやられることも多く、このポケモンに関してはかなりの向かい風を感じるシーズンになりました。

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バンギラス@バンギラスナイト
すなおこし/陽気/ASぶっぱ
龍舞/地震/噛み砕く/エッジ

2世代からずっと好きな、レートを始めるきっかけにもなった相棒枠。バンギピクシーの舞う方担当、こちらも古き良きテンプレ型のバンギラスです。
今回のパーティは表の選出がウツロバシャカグヤ、またはミトムバシャカグヤとなるので基本的には裏エースとして運用となります。
ウツロバシャカグヤが苦手とする相手としてドヒドグライ等の受けサイクル、受けループがあります。今回は主にこの手のパーティに隙を見て繰り出し、粉砕する役割を担いました。
他にもウツロイドがステロを撒くのが難しいリザ入りやマンダゲンガー絡みのパーティに投げることもありました。
動きとしては舞える相手の前で舞って対面、後続に砂ダメと併せて負荷をかけていくというのが基本的なものです。
今シーズンもなかなかの自覚があり、要所でのエッジ成功率は非常に高かったです。選出機会自体は少ないですが基本スペックが怪物級なのもあり、出せばきっちり仕事はしてくれたので刺さる相手を見極めれば現環境でも十分活躍はできます。活躍できます!


はい、ここまでが今シーズン使用した構築の主な紹介になります。きつすぎる相手としては初手Zコケコ、アーゴヨン、ガッサ、レボルト、バシャ、草Zゲッコ、ゴーリ等のレート勢が苦しんでそう、または憎んでそうなポケモンや並び全般です!
今期は21には届かなかったですが7世代での自分の最高記録を更新することができました。またこの後少し書きますが対戦する上での思考として得たものもあり、大変充実したシーズンでした。
最後になりましたが今期対戦してくれた方、からきおす杯、運命杯等チームを組んでくれた方達、Twitterやオンライン大会で絡んでくれた方全てに感謝を込めて、ありがとうございました!
そしてここまで読んでくれた方、重ねて本当にありがとうございました!
(一応ここまでで構築記事は終了です。余談としてこの後少し続きますので興味がある方はもうしばらくお付き合い頂けると嬉しいです!)






さて、いつもならここで構築記事は終了なのですが、今回は趣向変えて、ここからは少し余談じみた話をしていきたいと思います。余力のある方は最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

「レート対戦におけるプレイヤー間の認識のズレ、歪みについて」の私の思うこと
⬆️
これがここから少し話していこうと思うことです。
最近、TLを見ているとその居座りはあり得ない!とか、なんで突っ張るんだよ低レート○ね!みたいな呟きを見ることがあります。
俗に言うヤンキープレイというやつだと思いますが似たようなことはぶっちゃけ19帯や20帯、21帯の試合でも起こり得ります。個人的にですが練度の高いプレイヤーほどその辺のプレイスキルが突出しているように思います。そして強者のそれは最早ヤンキーなどでは無く、それは裏読みや経験からくる根拠を持った一手であることが多いように感じます。
ここまで訳の分からないことを話してきましたが要は何が話したいのかというと、そういう強引な居座りであったり本来ではあり得ないプレイングはされる側とする側では見えている景色に、頭の中の認識にズレ、歪みのようなものがあると特に今シーズンを通して考えるようになりました。
具体的に、例えば構築記事で紹介したミトムとメガメタグロスの対面で考えるとこちら側はネットからの水Zという処理コースがあるため居座り、ネットから入るのが安定となります。ところが相手から見るとこの対面、キーとなるエレキネットという技が認識のうちにないことが多くミトムといえばボルチェン、ならば眼鏡でも耐えることができるしとりあえず殴って削ろう、もしくは鬼火等を警戒して退くかの選択となる場合が多いと思います。
仮にボルチェンへの退き先として裏に地面タイプがいたとしても水タイプを複合しているミトムに投げることは躊躇われ行動としては突っ張る方に傾くトレーナーが多いと思います。ですが結果としてその選択が対面負けに繋がります。
この例は簡単でかつ1つの対面を切り取った極端な例ですが双方で最初から見えている、思い描いている景色が違います。ですが対面1つ切り取って見てもこれだけ違いがあるのにましてや選出単位で見るとポケモンの型によっては双方まるで見ているものが違ってくることも起こり得ると思います。そんな中で不利対面居座りに対しての運負け主張などは非常にナンセンスだと最近のTLを見ていて思いました。もちろんどちらが正解かなどは私なんかが断言できるはずもないので分かりませんが、私自身はオンラインであれ生きている思考を持った人間と対戦しているのだから数多のプレイヤーが共通して見えているものよりも自分だけにしか見えない、良い意味で相手の度肝を抜くようなプレイングをしてみたいと最近特に強く思うようになりました。
このプレイヤー間の認識のズレを意図的にパーティ単位で組み込みプレイングと併せてこのズレを少しでも多く生かして勝てるようになるというのが今シーズンの私の目標です。
恐らく地雷ポケモンもしくは地雷パーティみたいな形で結果を残している方達はこの辺りをうまくコントロールしているのだと思います。
コピーパやスタンパなどがありふれた環境でなお埋もれない個性を放つパーティで勝つのが私の理想であり、出発点でした。私はまだ全然そういったもの達成出来ていないので現環境でなお工夫し続ける全てのプレイヤーに敬意と感謝を示して理想に少しでも近づけるようにS12を楽しみたいと思います!

っていうくそ長い本当に他の人からしたらどうでも良い自分語りでした!
……はい、完全に自己満足の文章です。こんなの久しぶりに書きました。でももしここまでお付き合いして頂けた方がいれば本当に本当にありがとうございます!
新シーズン12も楽しんでいきましょう!
それではまた!
みんなの健闘を祈る!

S10使用構築~バンギピクシーfeat.サザンカ式ウツロバシャカグヤ~最高2050最終19××

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初めての方は初めまして!初めましてじゃない方は閲覧ほんとにありがとうございます!また今回もよろしくお願いします!バンギラスとピクシーが相棒、よしのんが大好き!プロデューサー兼トレーナーのシーベルです!
今シーズンはデフレシーズンということでしたがとりあえず一つの壁である20を無事今回も越えることができたので今回も記事を書かせて頂きたいと思います。
ちなみに今回の構築ですがタイトルにもある通りとある大物の使用している並びをパク……参考にして組み上げました!
それではさっそく構築紹介に移ります。どうか最後までお付き合い頂けると嬉しいです!

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ウツロイド@襷
臆病/CSぶっぱ
電磁波/ステロ/毒びし/パワージェム

後続を通すための起点づくり役。電磁波、ステロ、毒びしで相手の場を荒らしつつ唯一無二の特殊岩という個性から岩の通りの良い相手にはブーストかけて抜きエースになることも。ただし想像以上に物理耐久ぺらっぺらなので物理先制技持ちには非常に弱い。
主な立ち回りとしては相手のパーティの並びからステロと毒びしの優先度を決め、先発投げ、そこからの起点づくりが主な仕事。一応襷を持っているので岩の通りが良いパーティには先発以外でも仕事をこなせる。

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バシャーモ@バシャーモナイト
意地っ張り/ASぶっぱ
守る/バトン/フレドラ/飛び膝

今回構築の抜きエース兼展開役。ウツロイドの展開から死に出しして炎、格闘の一貫があればそのまま加速しながらぶち抜き、カバやランド、ギャラやマンダなどの物理受けを呼んだ場合は後ろのカグヤなりピクシーなりに加速分をバトンパスするのがお仕事。加速があるので先発だろうがラス1だろうが基本的に腐ることはないので非常に使いやすかった。


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テッカグヤ@食べ残し
臆病/H164・S244残りB
宿り木/守る/身代わり/エアスラ

Hは実数値193の16n+1調整、Sは準速ガッサ抜きでバシャのバトンからギャラやマンダ、ミミッキュに繰り出すことを考えて物理耐久を高める&Bにブーストをかけるために残りをBに降った。
バシャからのバトンを受けて上から宿り木みがまものループに嵌めるのがお仕事。地味に準速70属まで抜いているのでけっこう素で嵌められる範囲も広い。バシャからバトンを受けてからの宿りみがまもも強いがそれ以上にエアスラの怯みが強力でウツロの毒びし、宿り木とエアスラ怯みでハピナス突破した時は変な声が出た。

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アーゴヨン@ドラゴンZ
臆病/CSぶっぱ
悪巧み/大文字/ヘドウェ/流星群

ドヒド入りの受けループをウツロイドの展開からバンギと組んで崩すために入れたというのは建前で、ほんとはZ枠が余ったのでとりあえずなんとなく入れた。選出率は少なかったが出た試合はそれなりに活躍したので多分割りとフィットしていたのは確かだが来期はこの枠で最適解を探すところから始まると思う。

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ピクシー@アッキの実
図太い/HBぶっぱ
小さくなる/瞑想/月の光/ムンフォ

相棒枠その1。縮めば広がる無限大の可能性が魅力の害悪枠。メガマンダやメガバシャ、メガクチ、メガリザX、脳筋ミミッキュを始め積みリレーや積みサイクルのストッパー兼積みエースの役割を持つ。
今回はバシャからバトンを受けてギャラの上から縮み潰したりバシャやマンダ、ミミッキュに先に展開されてしまったときのストッパーとして非常に重宝した。
余談だが呪いミミッキュとメガグロスが死滅すればシングルランキング30位以内には入るスペックはあると個人的には思ってる。

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バンギラス@バンギラスナイト
陽気/ASぶっぱ
竜の舞/地震/噛み砕く/エッジ

超相棒枠。6世代からレートを始めて1度もパーティから外れたことがない、というかレートを始めた理由そのもの。
型はテンプレにして王道のAS竜舞の3ウェポン。
今回はウツロバシャカグヤが基本選出となるため裏エースとしての役割を担った。
ウツロイドがステロを撒きづらいリザ入りのパーティやカグヤでは処理が厳しいレボルト、サンダー入りのパーティ、カバのいないマンダ軸、特殊主体のパーティ等刺さるパーティに出していく感じで運用していたが今期はエッジ外しがほとんどなく快適な活躍を見せてくれた。
また余談だが舞った状態でHP51、ラス1ゲッコの手裏剣3発耐えて噛み砕いた時はマジもんの怪物じゃないかと思った。


はい!以上の6匹がS10で最高2050まで連れていってくれたメンバーです。ここまで読んでくれた方の中には気づいた方もいるかと思いますが、かなり数多くの命中不安技を抱えているため不調の時はとことん不調でした。2050から300下を引き、電磁波外すわ、宿り木外すわ、エアスラ外すわ、やらかしたのをきっかけに膝割る、6段階縮んだピクシーがミミZ急所で飛ぶ、流星外すでもう踏んだり蹴ったりな負け方をして19前半まで引き戻されて心折れての今期終戦となりました。しばらく20帯で戦えていたので技を当てれば十分に21を狙えるスペックのあるパーティではあったと思っていますので最後存分に潜る時間がなかったのは非常に残念で悔いがあります。なので来期こそは21いけるようにパーティ魔改造頑張ります。。。頑張ります!!!
ここまで拙い文章でしたがお付き合い頂き本当にありがとうございました!
最後に、今回のウツロバシャカグヤを使うに当たって、
非常に参考にさせて頂いた雪国サザンカさんの記事のリンクを置いておきます。正直この記事なかったらこの並び使っても20は越えられなかったと思います。ウツロバシャカグヤ使うなら読み込んで損はないと思いますので興味ある方は是非どうぞ!

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