法螺貝でビバーチェ

ポケモンの構築記事を紹介していきます。

S33使用構築『フルパワーゼルネクロ改』最終64位(2006)

S33お疲れ様でした。シーベルと申します。
今シーズンもまた愛用していたゼルネクロの並びで2期連続20&最終2桁に残ることが出来ましたので記念に記事を書いていこうと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。


それでは早速構築の中身紹介に入っていきたいと思います。
ほとんど前のシーズンと同じなので前以上にざっくりいきます。



意地っ張り
H84/A236/S188

調整意図はA+1の時H無振りダイマイベルに対するダイロックの乱数最大。(6割程度で一撃)
Sは無振りサンダー抜きで余りH。
2期連続大エース。かつMVP。
破壊の化身。一度積んでしまえば火力の射程に入らないポケモンの方が少なくなる
また相変わらずこのポケモンは弱保やラムなど型が多岐にわたるため型の匿名性も強み。
積んでしまえばあらゆる有象無象を薙ぎ払えるが積まなくても大概火力がイカれてるためしょっちゅう初手ダイマで数的優位を取りに行っていた。
ぶっ壊れた火力もさることながら耐久も大概おかしいので雑に使っても相当強かった。




意地っ張り
H36/A236/S236

前期同様、対ホウオウジガルデヌケニン絡みや状態異常を絡めてくる相手への回答。
今期も出番は少なかったが出た試合はだいたい活躍してくれた。
調整意図は昔から使ってる使い慣れたやつの流用なのでこれといったものは特に無いしそもそもどういう意図の調整か覚えてない。




図太い
H252/B252/S4

対受けへの圧力兼嵌め殺し枠。前期は置き物だったが今期は割と出した。
役割対象はヌオー、ナットレイポリゴン2を筆頭に鈍足低火力の厄介な搦め手を使ってくる受け全般。
前期はいちゃもんではなくアシストパワーで使っていたがやはりアシストパワーは積み切るのに時間がかかるのと積み切っても対して火力が出ない等の問題で使いにくかったため役割対象を確殺、もしくはトリックいちゃもんで縛り上げて積みエースの起点作りに特化した動きが出来るようにするために技を変更した。
ノーウェポンだとそれはそれで困る場面もあったが役割がより明確になったおかげで選出率も向上、そこそこ活躍もした。




意地っ張り
A252/S252/B4

地雷枠兼初手要員。
襷を持つことで相手の先発ザシアンに対しての初手電磁波を無理やり合法化する悪魔。準速なので麻痺ったザシアンより速いため最低でも壁貼りまでは出来る。運良く相手が痺れてくれればイカサマ叩き込んだ上で壁を残して退場出来る。
従来の粘土ロンゲでもザシアンに対しては壁→電磁波で同じ状況が作れるが粘土ロンゲは耐久に努力値を多く割かないといけないため火力が出せない。
また他の初手局面、例えば身代わりオーガや物理、特殊が見えてないイベル等との対面で面倒な択が生じる。この時襷を持って火力に振り切ったロンゲなら行動保証を盾に初手合法的にそこそこの火力のソウルクラッシュのCダウンからリフレクや電磁波でリズムを作りながら裏の積みエースの起点作りが出来る。
基本的には初手このポケモンで起点を作って裏の積みエースのどれかを通す戦法を取るが前述の珠ネクロで初手ダイマから数的優位が作れそうな場合は後発に置いての展開もあり得るため応用の幅もそこそこ広いのが良かった。




生意気
H252/D252/B4

3体目の禁止伝説枠。
ザシアンと黒バドをパクる為だけに存在する。



控えめ 
H44/B140/C244/D4/S76

禁伝環境の相棒。
全人類ザシアンを使ってくるためめちゃくちゃ選出しにくい。
単体スペックはネクロと同等レベルで壊れてるがこちらはネクロと違って通すには少し工夫が必要。
雑に扱って強いポケモンじゃない。
とここまでは一応頭では分かっているのである。
にも関わらず雑に扱いまくってダイマせず素で雷、気合玉ギャンブルをよくしてた。
ザシアンに雷→一発麻痺痺れまで引くことを役満ツモ!と言ったりしてた。
こんなことをしているからいつまで経ってもレートが上がらないんだぞマジで……



と、構築の中身はこんな感じです。
基本前期と一緒ですが初手ダイマゴチルゼルを選出に組み込むことを考える等少し立ち回りを変えたりしてました。

7ヶ月もの長い間この禁伝×2環境を走り抜けました。
もう二度とこんなふざけた環境で対戦したくないです……とか言ってたら今期からさらにふざけた環境が発表されましたね。
一応少しはやる予定ですが今のところモチベがまったく上がらないので9世代に期待したいと思います。


もし何かしら質問や立ち回りについて聞きたいことあれば何でもお応えしますのでDMやリプで一言貰えるとありがたいです。
それでは、ここまで読んでくれてありがとうございました!!